ブラジル・エルドラド農園産(コンテスト豆)
レイト・ハーベストとは
ナチュラル製法を対象としたコンテスト
通常、中米やコロンビア、それにブラジルなどスペシャルティコーヒー協会などが
主催するコンペ&オークションのコーヒー豆は、殆どがWashed=水洗処理、
或いはsemi Washed=半水洗処理の過程を経て生豆となります。
ですがブラジル(或いはエチオピアも)特有の気候・風土の下では
最も自然な工程として水洗処理を行わず、熟した豆を摘み取った後果肉が自然と種子にまで浸透するのを待つため、果実をゆっくり寝かせてやるというのが、
伝統的なブラジルコーヒーの生産方法なのです。
通常、ナチュラル仕上げは熟度に応じて、
概ね1~2ヶ月の間『トゥーリャ』という木製の専用の箱の中
で寝かされますが、そのことによってブラジルコーヒー特有の
甘味や風味が一層際立ってきます。
収穫時期やそうした生産処理工程の違いにより、
コンペに間に合わないナチュナル方式にも
カップオブエクセレンスなどと同様のチャンスを与えるべく、
BSCA(ブラジル・スペシャルティコーヒー協会)が
ナチュラルコーヒーを対象として、
<レイト・ハーベスト>のコンペ&オークションを開催する
ことになっています。
ブラジル・エルドラド農園産について
- 地域
- ミナスジェライス州
スルデミナス・カルモデミナス市 - 農園主
- エルヴィス・ヴィヘナ・ファレイロス氏
- 標高
- 1,180m
- 業態
- 単一農園
- コーヒー品種
- ムンドノーボ
- プロセス
- ナチュナル
- 収穫時期
- 6~7月
- スクリーン
- 16~17アップ
- 焙煎度合い
- フルシティーロースト (中煎り)
- 入荷時期
- 2017年6月
- 順位
- 16位
- カップスコア
- 86,45
農園のこだわり
エルドラド農園のある「カルモ・デ・ミナス」地区は、ブラジルのトップ・スペシャルティコーヒーを輩出する生産地としてこの数年注目されているエリアです。標高が高く起伏に富んだ地形で降水量が豊富などコーヒー栽培に最適な気候・地理条件に恵まれており多くの農園がCOEなど様々なコンペティションで入賞するなど非常に高い評価を得ています。
自然の力が作り出す繊細な味わいと力強い風味は、土壌バランスが作り出した逸品と言える自信作です
エルドラド農園はミナスジェライス州イビラシ市に位置し、70年以上もの間コーヒーと家畜に加え他の農作物との共存をしている。農園の微気候はスペシャリティーコーヒーの生産に重要な条件となり45haの森林保護区と合わせて256haの中にある。
現在、エルヴィス氏とジーン氏兄弟によってコーヒーが管理されているが、最も古い木は1940年に植えられており、現在もまだ生産可能な状態を維持している。というのも、農園で生産された有機肥料が土壌バランスを整え、常に肥沃な状態でありながら環境のバランスまでも維持しているからである。色々な動植物の中でコーヒーを生産し、地力のパフォーマンスを最大限に発揮できるコーヒーを生産することを信条としている。
また現在農園には27人のフルタイム従業員がおり、彼らのトレーニングに投資を行い、これこそが品質強化策となっているとエルヴィス氏は考えている。
店長の感想
さすがコンテスト豆と感じて頂ける「上品さ」のある味わい。
柔らかく、そしてブラジルのビターチョコレート感を備えた香りは勿論の事、
当たりがよく、甘味とコクのバランスの良さはコンテストならでは・・と楽しんで頂けると感じております。
2016"Late Harvest Competitonにて、 第16位 入賞のブラジリアンスペシャリティー珈琲を 是非ご賞味ください。
商品番号:2-103