column6 -カフェインレスコーヒーというやさしい選択-【入門編】

コーヒーの知識
カテゴリ:コーヒーの知識
-通常のコーヒーとの違いをやさしく解説-

コーヒーは好きだけれど、夜の時間には少し気になる。飲みたい気持ちはあるのに、なんとなく控えてしまう。

そんなときに選択肢に入ってくるのが、カフェインレスコーヒー(デカフェ)です。

ただ、はじめての方にとっては「本当においしいのか」「味が薄いのではないか」と分からないことも多いと思います。

この記事では、カフェインレスコーヒーをまだ飲んだことがない方に向けて基本をやさしく整理しながら、よくある疑問に答えていきます。

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カフェインレスコーヒーとは?


カフェインレスコーヒーとは、もともとカフェインを含んでいるコーヒー豆からカフェインをできるだけ取り除いたコーヒーのことです。
「デカフェ」と呼ばれることも多く、コーヒーではこちらの言い方もよく使われます。

完全にカフェインがゼロというわけではありませんが、一般的には90%以上のカフェインが除去されています。
目安としては、通常のコーヒーが1杯あたり約60〜100mgカフェインレスコーヒーが約2〜5mg程度とされることが多く、通常のコーヒーよりかなり少なくなります。

つまりカフェインレスコーヒーは、コーヒーをやめるためのものではなく、カフェインを少し控えながらコーヒーを楽しむための選択肢です。

 


カフェインレスコーヒーっておいしいの?


結論から言うと、今のカフェインレスコーヒーは、きちんと選べば十分においしいです。

ただし、「カフェインレスはおいしくない」と思っている方がいるのも無理はありません。
以前のカフェインレスコーヒーには、香りが弱い、コクが物足りない、味が平たく感じるといったものもありました。

そのため、「体にはよさそうだけれど、味はあきらめるもの」という印象が残っていることがあります。

けれど今は、カフェインを除去する技術が進歩し、豆の選び方や焙煎の工夫も進んでいるため、
“ちゃんとコーヒーとして楽しめるカフェインレス”が増えてきました。

つまり今のカフェインレスは、きちんと選べば満足できる一杯になっています。

 


昔のカフェインレスと今のカフェインレスは何が違う?


大きな違いは、カフェインを抜く技術と、その後の味づくりの考え方です。

昔のデカフェは「カフェインを抜いていること」そのものが重視されていましたが、
今は「コーヒーとしてどんな味わいに仕上げるか」まで考えられるようになっています。

 


普通のコーヒーと何が違う?


いちばん大きな違いは、生豆の段階でカフェイン除去の工程が入ることです。
普通のコーヒーは、生豆をそのまま焙煎します。

一方、カフェインレスコーヒーは、焙煎の前にカフェインを取り除く処理をしてから焙煎します。

この「ひと工程多い」ことが、味にも影響します。

カフェインだけを抜いているように見えても、実際にはその工程の中で、豆の状態やその後の焙煎の反応が少し変わります。

そのため、カフェインレスコーヒーは普通のコーヒーとまったく同じ味にはなりません。
けれど、それは必ずしも悪い意味ではなく、やわらかく穏やかな飲み口が魅力になることもあります。

 


カフェインレスコーヒーはどんな人に向いている?


カフェインレスコーヒーは、特別な人だけのものではありません。日常の中で、こんなふうに選ばれています。

  • 夜にもコーヒーを楽しみたい
  • カフェインを少し控えたい
  • 1日に何杯か飲むので、どこかで調整したい
  • 気分や体調に合わせて飲み分けたい

つまり、「飲まない」ではなく「少し調整する」そのためのやさしい選択肢です。

 


初めて選ぶときは何を見ればいい?



西山珈琲では、カフェインレスコーヒーを「普通のコーヒーの代わり」ではなく、日常に自然になじむ一杯として考えています。

 


カフェインレスコーヒーは「調整」のための一杯


カフェインレスコーヒーは、「味をあきらめるもの」でも、「特別な人だけのもの」でもありません。
いまのカフェインレスは、技術の進歩によって、きちんと選べば十分にコーヒーとして楽しめるものになっています。

夜にコーヒーを飲みたいとき。少しカフェインを控えたい日。それでもコーヒーの時間を楽しみたいとき。
カフェインレスコーヒーは、無理をしないためのやさしい調整として選べる一杯です。

ここまで読んで「カフェインレスって、思っていたより奥があるんだな」と感じられた方は、ぜひ【探究編】もご覧ください。

カフェインをどう抜くのかその違いで味がどう変わるのか焙煎や抽出でどこを見るとよいのかまで、もう一歩詳しくご紹介します。


毎日にそっと寄り添う一杯を


コーヒーは、本来もっと自由な飲み物だと思っています。
体調やライフスタイルの変化で、「飲みたいけれど今は控えている」そんな気持ちになるのは、少し寂しいものですよね。

西山珈琲はカフェインがある・ないに関わらず安心して美味しいコーヒーを楽しんでほしい、そう考えています。

妊娠中の方も。
夜のリラックスタイムも。
ご自身のペースでコーヒーを楽しんでいただけたら嬉しいです。

店頭でもオンラインショップでも、分からないことがあればいつでもお声がけください。

これからも西山珈琲は、「毎日の暮らしに寄り添う一杯」を丁寧にお届けしていきます。

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店長のひとこと

私自身、夜にふっと一息つきたくなる時間があります。

そんな時こそ、カフェインレスコーヒーです。

夜の静かな時間に、ゆっくりドリップして立ちのぼる香りを楽しむ。
それだけで、気持ちがすっと落ち着いていきます。

ミルクと合わせてカフェオレにするのも、私のお気に入りです。
カフェインレスは苦味が穏やかな分、ミルクとの相性が良くやさしい甘みがより引き立ちます。

「夜にコーヒーを飲むのは控えていた」そんな方にこそ、ぜひ一度試していただきたい楽しみ方です。

最高の一杯をあなたに。ブラジル政府公認珈琲鑑定士 西山力生のご紹介



西山珈琲 店主・焙煎士 西山 力生
ブラジル政府公認 珈琲鑑定士(クラシフィカドール)

西山珈琲公式通販の店長「西山力生」です。
焙煎はもちろん、ネットショップのお客様係りでもありますので、ご要望などがございましたら何なりとお申し付け下さいませ。
「珈琲」を通して皆様に「美味しさ」と「楽しさ」をお届けが出来る様にこれからも精進していきたいと感じております。
皆様のご感想・ご意見をお聞かせ下さい。


「ブラジル政府公認 珈琲鑑定士」とは?
お客様にお届けするコーヒーの品質を保証するため、私の持つ専門資格について少しだけお話しさせてください。
私が保有する「珈琲鑑定士(クラシフィカドール)」は世界最大のコーヒー生産国であるブラジル政府が公式に認める、いわばコーヒーのプロフェッショナルを証明する国家資格です。

具体的には、以下のような専門的な鑑定を行います。
☑品質の最終チェック: 生産工程の最後に、豆に欠点がないか、品質基準を満たしているかを厳しく鑑定します。
☑味覚検査(カッピング): 香り、酸味、甘味、苦味、コクといった様々な味の要素を専門的に分析・評価し、そのコーヒーが持つポテンシャルを正確に見極めます。 ☑産地・銘柄の評価: 各産地のコーヒー豆が持つ本来の個性や品質を鑑定し、最高の素材を選び抜きます。

鑑定士の技術が、あなたの一杯に繋がるまで
この珈琲鑑定士としての経験と技術は、当店で販売するすべてのコーヒーに注がれています。
生豆の買い付けから、豆の個性を最大限に引き出すための焙煎プロファイルの作成、そして日々の品質管理まで、鑑定士の視点で行うことで、常に高品質で美味しいコーヒーを皆様にお届けすることをお約束します。

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