ペルー・サンペドロ(中煎り)(購読者様価格)
ペルー・サンペドロについて
- 生産者
- ベルメオファミリー
- 地域
- サンイグナシオ タバコナス地区 サンペドロ村
- 標高
- 平均1,750m
- コーヒー品種
- カツーラ亜種
- プロセス
- フルウォッシュド(水洗式)
- 焙煎度合い
- フルシティーロースト (中煎り)
- 入荷時期
- 2024年4月
- 発酵時間・乾燥
- 24-30時間・100%天日乾燥
こだわりについて
世界でも秀でたコーヒー産地として知られるアンデス山脈。
ペルー北部、エクアドル国境のカハマルカ県のさらに奥地にあるサンペドロ村で伝統品種のブルボン亜種の木を育てる生産者がいます。
サンペドロ村は、数年前まで地方道からつながる車道さえ通っておらず、馬やバイクが山裾の町との唯一の交通手段でした。 この交通の不便さにより、南米随一の高品質コーヒーを生むポテンシャルが、日の目を見ることがなく、翻っては貴重なブルボン種が、収量の高い交配種に転作されることがなかったと思われます。
実はこの村に、コーヒーの木が持ち込まれたのは比較的新しく、1985年頃に今の村の長老のテオフィロ・ベルメオ氏により、コーヒーの栽培が始められました。
ペルー産の中でも滑らかな質感に優れた一押しロットです
その後、村人もコーヒー栽培を始め、テオフィロ氏の息子フレディー氏が村のコーヒー生産者のリーダー的存在になり日々発展し続けてきました。
村への車道が通じて以降は、この地方に本拠地を置く組合組織からの生産指導も積極的に受け、水洗設備やグリーンハウス式天日乾燥設備を充実し、品質の充実を図っています。
2017年に初開催されたカップオブエクセレンスペルーでは90.48点の高評価を得て3位に輝きました。
2022年にリーダーのフレディー氏は若くしてこの世を去りましたが、 残された家族が彼の意志とともに農園を引き継ぎ、フレディー亡き後もカツーラ種を中心にブルボン、ゲイシャなどを栽培し管理しています。
そして、2年ぶりに入荷した2024年ロットはカツーラ種がメイン品種になります。
店長の感想
店長自信作のペルーです。
爽やかな酸味と滑らかな口当たりの良さが素晴らしい。
アンデス山脈ならではの甘みのある柑橘類の香りに優れ、西山珈琲が求めるペルーならではの滑らかさ。
平坦な味わい、酸味が強いペルー産が多くなっている中で、一押しのロットです
農作物である以上最も大切な事は【丁寧な栽培】がされているかどうか。
このサンペドロからこの信念を強く感じる事が出来ました。
商品番号:15-162