ルワンダ・シンビ (生豆)
ルワンダ・シンビについて
- 地域
- 南部州フエ、シンビ地区
- 農園主
- 約250の小規模生産者(6割が女性生産者)からなるインベレヘサ農協からチェリーを集めています
- 標高
- 1,763m
- コーヒー品種
- ブルボン種
- プロセス
- フル・ウォッシュド
- スクリーン
- 16アップ
- お勧め焙煎度合い
- ハイロースト(極浅煎り)~フルシティーロースト(中煎り)
- 入荷時期
- 2018年3月
シンビの拘り
ルワンダは元来、世界でも類稀なるコーヒー栽培に最適の気候、土壌、高度を持つ土地です。
野生のマウンテンゴリラも生息する「アフリカのスイス」と呼ばれる
緑溢れる美しい火山灰高地で育まれたコーヒー豆は、
一粒一粒やさしく手で摘み取られ、やがてナイルの源流といわれる清流で洗われ、
天日乾燥されます。
その後、幾度にもわたる手作業による豆の選別が行われます。
コーヒー従事者は全人口の約半数。
だからこのような大変な作業が可能となるのです。
ですから100%オーガニックであり、そして手間暇をかけた分だけ、
稀なる香りと優しい味わいが生み出されるのです。
ウォッシングステーションの位置するシンビ地区を中心に、隣接するマラバ地区・ソヴ地区に暮らす約250の小規模生産者(6割が女性生産者)からなるインベレヘサ農協からチェリーを集めています。
ステーションの運営が本格的に始まったのは2013年。
現在のオーナーのアブドゥル・ルダフングワ氏は、それまでコーヒー生産者と実業家の二足のわらじを履いていました。
当時カップオブエクセレンス(品評会)の開催などを契機に、ルワンダ産コーヒーの品質が世界中に認知され、政府の支援プログラムの下で増産のプロジェクトが動いていました。そうした時勢の中、コーヒーを処理するウォッシングステーションが必要になる事から、アブドゥル氏は、マラバ周辺エリアのコーヒーの特性や品質を活かすことができ、わざわざ農園から遠く離れた場所にチェリーを運ばずに済むように、2011年からシンビ・ウォッシングステーション設立に動き出します。
シンビコーヒーで生産処理がされるコーヒーは、世界中に最高品質のフリーウォッシュドコーヒーをもたらす事を掲げ、収穫地から近い立地の優位性と共に、マラバを中心に標高1760m前後の生産環境のコンディションが近しい周辺エリアから収穫する事で、より高品質で安定したスペシャルティコーヒーを生産しています。
また、生産処理のプロセスにおいても同様に、収穫されたチェリーの品質を最大限に活かしきれるように、工程ごとに発酵工程や選別、乾燥工程において品質基準を設けて管理にあたっています。
こうしてシンビコーヒーは、地域の風味特性を最大限に引き出した、最高のフリーウォッシュドコーヒーを生み出し、COE受賞など多くの実績と高い評価を受けています。
店長の感想
ルワンダはアフリカ東部に位置しますが、
シンビはルワンダの個性は表現しつつモカの味わいも感じさせてくれ、その調和が見事だと感じております。
マイルドで甘味も感じる事が出来、口に含んだ際の「ルワンダの個性の柔らかい酸味と甘味のバランスの良さ」。
ハイロースト~シティーローストでの焙煎が最適ですがフルシティーにも対応出来る銘柄です
非常にバランスに優れ甘味もしっかりと感じ
是非貴方の舌でこの「魅惑の風味」を体験してみて下さい。
商品番号:120