
地域 |
ブラジル・ミナスジェライス州 パトスデミナス地区 |
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生産者 | フクダ トミオ氏 |
標高 | 1,100m |
コーヒー品種 | カツアイ種 |
プロセス | ナチュラル・ドライオンツリー製法(樹上乾燥) |
保管方法 | 定温倉庫 |
焙煎度合い | フルシティーロースト(中~深煎り) |
入荷時期 | 2025年4月 |
農園主のフクダ氏
ムンドノーボ種の生産終了につきまして:
トミオフクダ・ファゼンダ・バウにおきまして、Mundonovo DOTの生産エリアを売却する事となりました。
これに伴い約20年続けてきました「Mundo Novo DOT」の生産終了を決定いたしました。
売却の背景としまして、
①周囲に拡張余地がなくこれ以上の生産拡大が見込めなかった
②灌漑施設のスペース不足により、水が足りず生産性が年々落ちてきていた
③土壌の状態が強酸性であり中和にコストがかかる。
事が主な理由となります。
バウエリアの土壌には他エリアよりもアルミニウムが多く含まれており、強酸性の土地となっておりました。中和させるための肥料投入にコストがかかるうえ、土壌由来による生産性の低さが課題となっておりました。
ムンドノーヴォ生産区画は農園内で一番古い区画で長年運営してきた土地の売却は苦渋の決断であり、可能であれば手放したくなかったものの、年々収穫量が減少していたことと、今後の収穫が先細りとなることが確実視されていたことから決定したものとなります。
↑輸入元のコメントより
フクダ・トミオ氏は現在新しいエリアに移り栽培を行っております。当社としては新しい農園の特徴が従来のバウとはイメージが異なる印象があり取り扱いを断念致しました。
バウ農園は日系人であります「フクダ・トミオ」氏がオーナーを務めこのフクダ氏が作り上げる珈琲は他の農園とは大きく異なる特徴を持っており
【良い意味での土っぽい昔のブラジル】が凝縮しております
この農園の特徴は【恵まれた気候を利用した「樹上完全乾燥方式」】
バウ農園産はダテハと同じセラード地域に位置しておりますが
その中でも標高約1100メートルと非常に高い所に位置し、コーヒー栽培に適した気候といえます。
またそれ以上に注目するべき点は
通常は珈琲の実が赤く熟した時に一斉に収穫をするのですが、
名前の通り樹上で完熟になるまで収穫を行わない方法を取り入れております。
ドライオンツリー(樹上完熟製法)は樹上にて摘み取られる間際まで、
たっぷりと栄養を吸収する事で栄養分を珈琲の実の中にそそぎ込まれます。
他の農園が何故こうした栽培を取り入れない理由と致しまして、
実を樹についたまま完熟するまで収穫期を延ばしますと、
それだけ樹にあります養分を実に吸い尽くされ、
珈琲の樹の寿命は通常の栽培方法の半分ほどになってしまいます。
また通常はこうした状態になりますと樹が元通りになるのに3年の月日を必要とし
樹の寿命以外にも生産性の効率にも大きな影響が出てしまいます。
現在バウ農園におきましては、トミオフクダ氏は第一線を退き、息子のタケオ氏を中心に農園の運営を行っております。
トミオ氏の時から変わらず3年サイクルで毎年区画を替えながら樹上完全乾燥方式を取り入れキメ細かい管理や「こだわり」があるからこそ、
皆様に自信を持ってお勧めさせて頂く事が出来る銘柄に仕上がったのだと感じております。
樹上で完熟になるまで実を育てる事で大地の栄養を実が一杯吸収する事が出来、その結果「甘み」を更に強く感じることができるのです。
丹精込めて作り上げたブラジル本来の味を忘れさせることのない甘味たっぷりで風味豊かな
『カツアイ Dreid On Tree』を是非ともご堪能ください。
ムンドノーボ種のバウに求めていた「深みのある香りと味わい」。
それがどうなるのか・・と不安でしたが
ムンドノーボ種に比べて粘りの点は穏やかになりましたが、「深みのあるコクと香り」は表現が出来ております。
味・風味共に力強さを備わり、またその中にも確かに感じることが出来る「ブラジルの甘味」。
この香り・コク・甘味と豊かな味わいをお楽しみください。
一部のロースターだけに取り扱いが出来る様になった「カツアイ種・ドライオンツリー」ロット。
ブラジル特有の濃厚なコクと香りを楽しめる一押しブラジルです
日系人でありますフクダ氏が【生産量を増やすことだけを考えるのではなく、品質を重視し安定した味作り】 をモットーに丹精込めて作り上げた逸品。
私自身「懐かしい・・」と思える程ブラジル本来の味を忘れさせることのない他のブラジルとは異なる風味豊かさを備えております。
店長一押しの「カツアイ・ドライ・オン・ツリー」を貴方の舌で体験してみて下さい。
焙煎度合:フルシティーロースト(中煎り)
¥680(税込)
6ポイント獲得できます
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