バランスが取れたコク(中煎り)

ブラジル・セラード・コンテスト豆(中煎り) 100g

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  • システム商品コード
    :000000000293
  • 独自商品コード
    :3-0047

ブラジル・セラード・コンテスト受賞豆について

農園名 サン・ジョン・グランデ農園
生産者 エドワルド・ピネイロ・カンポス氏
地域 ミナスジェライス州 プレジデンテ・オレガーリオ市
標高 1,080m
コーヒー品種 ムンドノーボ
プロセス フルウォッシュド製法
カッピング評価 86点
焙煎度合い フルシティーロースト(少し浅い目の中煎り)
入荷時期 2026年6月
セラードコンテスト

Cup of Progressive Cerrado Washed 1st

カップ・オブ・プログレッシブとは…

  • カップ・オブ・プログレッシブ・セラードはブラジルのセラード地域で生産された高品質なコーヒーを評価するコンテストです。
    生産者が一年を通して丁寧に育て上げたコーヒーをカッピングし、香りや甘み、質感、バランス、後味、クリーンさなどさまざまな項目から総合的に評価します。

    単に華やかで個性的な味わいだけを選ぶのではなく、一杯のコーヒーとしてどれほど高い完成度を備えているかも重要な評価基準です。

    今回ご紹介するサン・ジョアン・グランデ農園のロットは、その中でもWashed部門の第1位に選ばれました。
    表彰資料にも「Cup of Progressive Cerrado Washed 1st」と記載されています。

    この受賞は一年限りの偶然によって生まれたものではありません。
    農園が長年にわたって積み重ねてきた栽培技術や精製技術、細やかな品質管理が一杯の完成度として高く評価された結果です。

    サン・ジョン・グランデ農園

農園のこだわり

  • サン・ジョアン・グランデ農園を運営するカンポス家のコーヒー栽培の歴史は、1904年にまで遡ります。
    現在は、エドゥアルド・ピニェイロ・カンポス・フィーリョ氏が、父や兄弟とともに複数の農園を管理しています。

    父のエドゥアルド・ピニェイロ・カンポス氏は、1977年からこの地域でコーヒー栽培に取り組み、セラード・ミネイロにおけるコーヒー生産の礎を築いたパイオニアとして知られています。

    サン・ジョアン・グランデ農園はセラード・ミネイロのテロワールを象徴する地域に位置しています。
    農園の総面積は約3,092ヘクタール。そのうち約610ヘクタールで、標高約1,000〜1,068メートルの環境を生かしたコーヒー栽培が行われています。

    これほど広大な農園でありながら、目指しているのは、単に生産量を増やすことではありません。
    自然環境との共存を大切にしながら、一杯の品質をより高めていくこと。
    100年以上にわたり受け継がれてきたその姿勢が、現在の農園づくりにも息づいています。

    コーヒーチェリー

自然環境を守ることも、品質づくりの一部

  • サン・ジョアン・グランデ農園では、コーヒー栽培に必要な場所以外には極力手を加えず土地を本来の自然に近い状態へ戻す取り組みを続けています。
    地域の植生に合わせた樹木の再生をはじめ水質の維持や河川周辺の植物の保護など、農園を取り巻く環境全体に目を配っています。

    自然環境を守ることは豊かな生態系を維持するだけでなく病害虫の発生を抑え、コーヒーの木が健やかに育つ環境づくりにもつながります。

    また、農園で働く人たちが安心して仕事に取り組めるよう労働法を遵守し、それぞれの権利と義務を明確にした職場環境づくりにも力を注いでいます。
    こうした環境面と労働面の双方に配慮した取り組みはRainforest AllianceやUTZなどの国際認証の取得にもつながっています。

    良質なコーヒーづくりは、収穫する前から始まっています。
    農園ではコーヒーチェリーの熟度を丁寧に見極めながら収穫し、その後の精製に至るまで一つひとつの工程を着実に進めています。

    今回のロットに採用されているのは、収穫したチェリーの果肉を取り除いたあと水を使って処理するウォッシュド精製です。
    この精製方法によって味わいの輪郭が整えられ、ブラジルらしいやさしい甘みとなめらかな質感を残しながら後味のきれいな一杯に仕上がっています。

    農園では収穫から精製、製品として仕上がるまで清潔な環境を保ち、決められた工程に沿って細やかな品質管理を行っています。
    長い歴史の中で培われてきた経験と、日々繰り返される丁寧な仕事。その積み重ねが今回の優勝ロットを生み出しました。

    選別工程

店長の感想

王道だからこそ、安心して楽しめる。

コンテスト優勝と聞くと、華やかな香りや、驚くような強い個性を持ったコーヒーを想像される方も多いかもしれません。
私自身も、焙煎する前はそのような味わいを思い描いていました。

しかし、実際に焙煎し、カッピングして最初に感じたのは、「これぞブラジル」と思わせてくれる安心感でした。

ビターチョコレートを思わせる落ち着いた香りに、なめらかな口当たり。
そこへブラジルらしいやさしい甘みが重なり、苦味、甘み、酸味が無理なく自然につながっています。

決して派手さを前面に出したコーヒーではありません。
それでも、ひと口ごとに丁寧につくられたことが伝わり、自然と次のひと口に手が伸びるような心地よさがあります。
飲み終えたあとにも、良質なブラジルならではの穏やかで長い余韻が残ります。


華やかさや驚きだけが、良いコーヒーの魅力ではありません。
奇抜さを求めるのではなく、ブラジルらしい味わいを高い完成度で仕上げていること。
飲むたびに安心でき、何杯でも楽しみたくなること。

そこに、このコーヒーが2025年のWashed部門で優勝した理由があるのだと感じました。
王道のブラジルを、最高水準の品質で楽しめる一杯です。ぜひ、ゆっくりと味わってみてください。

豆について

ブラジル・セラード・コンテスト豆(中煎り)を美味しく淹れるためのコツ / 抽出方法は?

この豆は、勢いよく抽出するよりも、ゆっくり丁寧に淹れると、なめらかな質感とやさしい甘みが引き立ちます。お湯は熱すぎない88〜90℃ほどを目安にし、粉全体が湿るように注いで30秒ほど蒸らしてください。 その後は細く一定のお湯で、中心から小さな円を描くように2〜3回に分けて注ぎます。温かいうちはビターチョコレートのような香りとコクが感じやすく、少し冷めると甘みと穏やかな酸味がなじみ、よりバランスの良い味わいを楽しめます。

ブラジル・セラード・コンテスト豆(中煎り)に合うおすすめの飲み方や食べ合わせは?

まずはブラックで、なめらかな口当たりとブラジルらしい甘みをゆっくり味わうのがおすすめです。温かいうちは香ばしさとコクが際立ち、少し冷めるとやさしい甘みが広がるため、時間をかけて飲む一杯にも向いています。 食べ合わせには、ビターチョコレート、カステラ、バタークッキー、ナッツを使った焼き菓子などがよく合います。少量のミルクを加えると苦味がやわらぎ、チョコレートのようなまろやかさが増すので、朝食や午後のくつろぎ時間にも楽しみやすい豆です。

ブラジル・セラード・コンテスト豆(中煎り)の味わいの特徴は?温度変化での違いは?どんな方に向いていますか?

ビターチョコレートを思わせる落ち着いた香りと、なめらかな質感、やさしい甘みが魅力です。苦味・甘み・酸味のどれかが強く出すぎず、飲み進めるほどに自然なまとまりと、心地よく続く余韻を感じられます。 温かいうちは香ばしさとコクがしっかりと感じられ、少し冷めると甘みがより分かりやすくなり、口当たりも穏やかに変化します。強い酸味や華やかすぎる個性よりも、ブラジルらしい甘みと落ち着いたバランスを楽しみたい方におすすめです。

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