2026/08/11 16:18

【新豆情報】上品な酸味を楽しむキリマンジャロ コンゴニ農園

タンザニアより、新しいキリマンジャロが入荷しました。

今回ご紹介するのは、タンザニア北部、ンゴロンゴロ国立公園のほど近くに位置する「コンゴニ農園」のコーヒーです。

標高約1,600〜1,700メートルの高地で育てられた、ケント、ブルボン、SL39。収穫されたコーヒーチェリーはウォッシュドで精製され、アフリカンベッドで丁寧に乾燥されています。

この土地ならではの昼夜の寒暖差と、ンゴロンゴロ・クレーター周辺の肥沃な大地。そして、収穫後の細やかな仕事。その積み重ねによって生まれるのが、明るく上品な酸味と、やわらかな口当たりです。

西山珈琲では、このキリマンジャロを浅煎りのみでお届けします。

深く焙煎して酸味を抑えるのではなく、この豆がもともと持っている果実感や明るさを、最も心地よい形で味わっていただきたいからです。

浅すぎれば酸味が鋭く感じられ、深く進めすぎれば、キリマンジャロらしいジューシーさが焙煎の香ばしさに隠れてしまいます。

私たちが目指したのは、酸味を強くすることではありません。

上品な酸味。
その酸味を邪魔しない穏やかな甘み。
そして、やわらかくなめらかな質感。

この三つが自然につながるポイントを見極めて焙煎しています。

実際に飲んでみると、「キリマンジャロ=酸っぱい」という印象とは少し違う味わいです。明るさはありながら尖りは少なく、果実を思わせるジューシーさと、穏やかな甘みが感じられます。

温かいうちは爽やかな香りと明るい酸味が印象的に。少し温度が下がると酸味の角がさらにやわらぎ、甘みや丸みがより分かりやすくなっていきます。

コンゴニ農園でコーヒーづくりが始まったのは1920年代。長い歴史の中で受け継がれてきた経験と、ンゴロンゴロの雄大な自然が育んだ一杯です。

キリマンジャロらしい個性をしっかりと感じながら、最後まで心地よく楽しめる味わい。

西山珈琲が思い描く、上品なキリマンジャロをぜひお楽しみください。