2026/08/11 16:25

【新豆情報】先住民が守り続けるコロンビア アンデスコンドル

コロンビアより、今年も「アンデスコンドル」が入荷しました。

西山珈琲が毎年、入荷を楽しみにしている銘柄のひとつです。

このコーヒーが育つのは、コロンビア最北部に位置するシエラネバダ・デ・サンタマルタ山脈。カリブ海に近い場所にありながら、標高5,000メートルを超える山々が連なる、世界でも珍しい自然環境です。

栽培地は、セサール県アタンケス村の標高約1,700〜2,000メートル。昼夜の寒暖差がある高地で、コーヒーチェリーは時間をかけてゆっくりと熟していきます。

この土地でコーヒーを育てているのは、古くから自然と共に暮らしてきたカンクワモ族の生産者たちです。

彼らにとってコーヒーは、単なる農作物ではありません。大地から得られる食べ物や果物と同じように、自然から授かった大切な恵み。そのため、周囲の自然を尊重しながら、できる限り自然に寄り添った方法で栽培されています。

大切に守り続けられているのが、コロンビアで古くから育てられてきた**伝統品種「ティピカ」**です。

ティピカ種は繊細で栽培が難しく、生産性も決して高くありません。その一方、丁寧に育てられたものは、豊かな香り、やわらかな酸味、上品な甘味を備えた美しい味わいになります。

収穫後はウォッシュドで精製し、太陽と風を受けながらゆっくりと天日乾燥。さらに手作業による選別を重ね、品質の整った豆だけが選び出されます。

そして、その品質を日本まで守るため、農園から港までの陸上輸送と海上輸送には温度変化を抑える定温コンテナを使用。日本到着後も定温倉庫で保管し、生豆の香りや鮮度をできる限り損なわないよう管理されています。

カップから立ち上る深い香り。口に含むと広がる、やさしい甘味となめらかなコク。ほどよい酸味が重なり、香り・甘味・酸味・コクのどれか一つが強く主張することなく、きれいにまとまっています。

華やかすぎず、重たすぎない。
ブラックで飲むと、この豆が持つやわらかな甘味と、心地よく続く余韻をより感じていただけます。

アンデスの自然と、生産者が守り続けてきた伝統。
その丁寧な仕事を一杯の中に感じられる、西山珈琲が自信を持っておすすめするコロンビアコーヒーです。