ボリビア・ファン・タンキ(コンテスト)
ボリビア・ターサ・デ・カリダーとは
ボリビア・カップオブエクセレンスの代わりとなるコンテスト
2004~2009年に5回のカップ・オブ・エクセレンス(COE)が開催され、2009年には7つのロットが90点を超える点数になるなど、ボリビアのスペシャルティコーヒーの品質の高さは世界中のバイヤーを魅了しました。
しかしその後は資金不足のため、現在に至るまでコンテストの開催はストップしてしまっています。そんな中、スペシャルティコーヒーの振興のため、2015年11月にボリビア政府とボリビアコーヒー輸出業者協会(FECAFEB)によって、コーヒー品評会が開催されることになりました。
その名も「Taza de Calidad/Café Presidencial」
ボリビア・ファン・タンキ産について
- 地域
- カラナビ・チフチパニ地区
- 標高
- 1,650m
- 業態
- チフチュパニ(Chijchipani)というエリアに暮らす小規模生産者5人の生産者による
- コーヒー品種
- ティピカ、カツーラ
- プロセス
- ウォッシュド(水洗式)
- 焙煎度合い
- シティーロースト (浅煎り)
- 入荷時期
- 2016年10月
- 順位
- 2位
- カップスコア
- 87,06
"Taza de Calidad/Café Presidencial"概要
今回の品評会/オークションでは
•収穫期終盤の2015年8月に開催が発表され、応募開始。
•85ロットの応募があり、COEのプロトコルを用いた国内予選を通じて、29のロットが国際審査に進みました。
•2015年11月8日~10日に、コーヒー産地の中心であるカラナビ市内で審査会が行われ、(COEプロトコル)トップ10のロットが受賞
•11月11日に審査員が参加するオークションにかけられました。
国際審査会は、日本やヨーロッパなどからの国際審査員5名と国内審査員4名が参加しました。COEに倣ってカリブレーション、一次審査、二次審査(トップ10)の順序で3日間かけて審査が行われました。
11月11日には、カラナビ市長や貿易省のトップも参加しての授賞式、そして、国際審査員が参加するオークションを通じて、コーヒーが販売されました。
2015年11月に開催されたボリビアのコーヒー品評会『Taza de Calidad2015』 にて2位を受賞したロット。
ボリビアコーヒーの生産地コロイコの東にあるイルパナ(Irupana)に暮らすヘルベル他、5人の小規模生産者による作品です。標高1800mと高いエリアで、新植をしっかり行い、化学肥料や農薬は使わず、堆肥をつかってしっかり栽培管理されており、水洗処理作業やアフリカンベッドを使った乾燥も丁寧に行われています。
店長の感想
ボリビアの素晴らしさを体験出来る銘柄です。
透明感のある味わいの中に独特の甘さと華やかさに優れております。また柔らかい酸味と後味のナッツのような風味がソフトな心地よさを一層引き立てる店長一押しのボリビアです
1位のコーヒーは大統領杯ということで、大統領府が買い外交ルートを通じて、ボリビアコーヒーのプロモーションに使われることになっていて、買い付けできないルールとなりますので入手可能な最高順位の「2位・ファン・タンキ」をご賞味下さい!