ブラジル・セラード・コンテスト豆(浅煎り)

カップ・オブ・プログレッシブとは・・

セラード地区はブラジルを代表するコーヒー産地エリア
カップ・オブ・プログレッシブは、コーヒー農園同士のProgressive(発展的)なコンテストでありブラジル セラードの
「スペシャルティ」な味とはどういった味で、「どのような品種をどのような立地、栽培方法で育み、どのような精製方法で珈琲生豆を完成させたかを明確にし、安定的にセラードのスペシャルティコーヒーを生産していく為のコンテストです。
このコンテストでの1位入賞は、コーヒーの高い品質はもちろん、
農園運営の理念・技術が高く評価された証でもあります。
ブラジル・シンコエストレーラ農園について

木箱に入って入荷しています
- 地域
- ミナスジェライス州 パトロシーニオ市
- 農園主
- RICARDO DOS SANTOS BARTHOLO氏
- 標高
- 1,050m
- 業態
- 単一農園
- コーヒー品種
- パライソ種
- プロセス
- ウォッシュド(水洗式)
- 収穫時期
- 9月
- スクリーン
- 16アップ
- 焙煎度合い
- シティーロースト (浅煎り)
- 入荷時期
- 2022年5月
取り組みについて

昨年12月にブラジルで第19回カップオブプログレッシブ・セラードの決勝大会が開催されました。 今年は昨年度に比べ、気象条件も安定した結果「サンプル一つ一つのレベルが高かった」と関係者が感想を述べています。 CACCER《セラード生産者協議会》の7つの支部に集められたサンプルは2名のSCAAカッピングジャッジに選ばれ決勝に進めるのは10品。 セラード地域全体の総生産量は400万袋と言われる世界有数のコーヒー生産地です。その中の1位のロットを今回ご紹介させて頂きます。


クオリティ・コーヒーに対する姿勢は、常に高品質のコーヒー生産を追求しながら、投資をし、従業員の能力を高めること
【生産者について】
リカルド氏の曾祖父はイタリアから移り住みリカルド氏はリオデジャネイロ市に生まれ、
1988年に新天地セラードへ移り現在の農園を開拓しました。
今までの伝統的ブラジル農法では通用せず苦難の日々が続く中、近隣の生産者との団結が重要であると気づき、
CACCER(生産者協議会)を設立し情報交換の場を作り、ほかの地域にはない団結力を持った組織を作り上げました。
【農園について】
シンコエストレーラ農園はイリカフェのコンテストに入賞するなどセラードでも高品質コーヒーを生産する生産者として不動の地位を築きました。
品質の向上の為に投資を惜しまず、近年は日本の伝統的な技術を駆使して微生物を利用する農業に力を入れている。
菌を利用した新しい栽培方法を導入したところ、約80%農薬の使用を減らし、そして生産量を維持することに成功した。
この成功例をコーヒー栽培へも取り入れた事で味の良い変化が生まれ、2021年は多くのコンテストで入賞し結果を残している。
店長の感想
ここ数年ブラジルも従来の王道的なバランス重視のタイプからフルーティーな味わいを求める傾向が増えてきております。
今回のコンテストでも上位はこうしたフルーティーさを備わったのが評価として高くなっており、王道的なブラジルを求める当社からすれば残念な気持ちもありますが、
それでも優勝ロットはさすがと思える味わいです。
ブラジルならではの柔らかい香り、フルーティーな酸味、ブラジルならではの滑らかな質感と甘みの調和に優れた逸品です。
カップ・オブ・プログレッシブ・セラード2021・ウォッシュド部門1位のシンコエストレーラ農園。
無くなり次第販売終了となります

商品番号:2-135