ブラジル・セラード・コンテスト豆(中煎り)
カップ・オブ・プログレッシブとは・・
セラード地区はブラジルを代表するコーヒー産地エリア
カップ・オブ・プログレッシブは、コーヒー農園同士のProgressive(発展的)なコンテストでありブラジル セラードの
「スペシャルティ」な味とはどういった味で、「どのような品種をどのような立地、栽培方法で育み、どのような精製方法で珈琲生豆を完成させたかを明確にし、安定的にセラードのスペシャルティコーヒーを生産していく為のコンテストです。
このコンテストでの1位入賞は、コーヒーの高い品質はもちろん、
農園運営の理念・技術が高く評価された証でもあります。
ブラジル・パルミタル農園について
- 地域
- ミナスジェライス州カンポス・アウトス
- 農園主
- ギル・セザール・デ・メーロ氏
- 標高
- 1,100m
- 業態
- 単一農園
- コーヒー品種
- カツアイ種
- プロセス
- ナチュラル
- 収穫時期
- 9月
- スクリーン
- 16アップ
- 焙煎度合い
- フルシティーロースト (中煎り)
- 入荷時期
- 2023年7月
取り組みについて
昨年12月にブラジルで第20回カップオブプログレッシブ・セラードの決勝大会が開催されました。 今年は昨年度に比べ、気象条件も安定した結果「サンプル一つ一つのレベルが高かった」と関係者が感想を述べています。 CACCER《セラード生産者協議会》の7つの支部に集められたサンプルは2名のSCAAカッピングジャッジに選ばれ決勝に進めるのは10品。 セラード地域全体の総生産量は400万袋と言われる世界有数のコーヒー生産地です。その中の1位のロットを今回ご紹介させて頂きます。
クオリティ・コーヒーに対する姿勢は、常に高品質のコーヒー生産を追求しながら、投資をし、従業員の能力を高めること
【生産者について】
彼の人生にとって転機となったのは、農場を営む従兄弟からコーヒー栽培のパートナーとして誘われたことだった。
まず共に6haを植え、その後22haまで拡大した。
しかし、その後コーヒーの価格が33ドル/袋まで下落したこともあり従兄弟はパートナーを解消した。
そこで、ギル氏は独立を決意し、従兄弟の持ち株を買い取り、経営を引き継ぐことにした。
妻のルシアナ氏は、常に彼の決断を支持し支えてきた。また、彼女は農園の経営だけでなく、社会環境プロジェクトにも積極的に参加している。長い間の努力と貢献により農園は繁栄してきた。
【農園について】
新たな栽培エリアの拡大や、高品質なコーヒーの生産プロセスの確立など、継続的な投資を続けている。
ギル夫妻のコーヒー生産事業を前進させ続ける動機の一つは子供たちの存在である。現在、彼らの子息は4世代目にあたり、異なる視点からコーヒービジネスを捉え、知識とイノベーションを持って事業に貢献している。
彼らは社会的・環境的責任を果たしつつ、高品質のコーヒーを生産するという一つの目的を持ち、ギル氏らと密接に協力しながら農園の経営に携わっている。
店長の感想
ここ数年ブラジルもバランス重視のタイプからフルーティーな味わいを求める傾向が増えてきております。
今回のコンテストは久しぶりに王道的なブラジルを求める当社からすれば待ちに待った銘柄です
ブラジルならではのビターチョコレートの香り、ブラジルならではの滑らかな質感と甘みの調和に優れた逸品です。
カップ・オブ・プログレッシブ・セラード2022・ナチュラル部門1位のパルミタル農園。
無くなり次第販売終了となります
商品番号:2-135