ブラジル・セルトン農園産
ブラジル・カップ・オブ・エクセレンスにおいて、常に上位を独占するグループの中でも最も古い農園
家族との絆を大切にして
セルトン農場の歴史は1900年来である。
現在の農園主は夫ジョゼ・イジードロ・ペレイラと妻ナザレ・ジアス・ペレイラで夫婦は1949年よりセルトン農園を親から継いだが現在は複数の農園を所有し、Fazenda do Sertao(セルトン農園)はコンテスト等では妻のナザレ・ジアス・ペレイラの名前で登録されている。
ナザレも小さい時よりコーヒー園の中で育っている。 1945年より夫婦の人生は始まった。
農園の経営は夫ジョゼ・イジードロが中心となり働き、妻ナザレは農園内の学校で子供たちに教育を施した。結婚当初より全力を上げて共に愛するコーヒー栽培に、子供達の教育・しつけに2代目として力を注いだ。
年を経て、4人の子供に恵まれ共同経営者として生活している。
現在セルトン農場を起点として13の農場をグループ(家族)で経営するまでになった。
既に4代目が一部の農場経営に参加している。もちろん、ナザレも元気に農場、家族達の面倒を見続けている。
ブラジル・セルトン農園産について
- 地域
- ミナスジェライス州
スルデミナス・カルモデミナス市 - 標高
- 1,350m
- 業態
- 単一農園
- コーヒー品種
- イエローブルボン
- プロセス
- パルプド・ナチュナル
- 収穫時期
- 6~7月
- スクリーン
- 16~17アップ
- 焙煎度合い
- フルシティーロースト (中煎り)
- 入荷時期
- 2016年3月
農園のこだわり
セルトン農場はAPROCAM(マンチケーラコーヒー生産者連盟)の存在する地区にある。
所在地は南緯22°標高1000~1400mであり、農場を含めてこの地域で栽培されているコーヒー樹は全て1000m以上の高地で栽培され、年間平均気温18℃とコーヒー栽培に最適な環境下で栽培される。
栽培地でのコーヒー苗の植付けは勾配50%までの地形に植付けられ、年間降雨量2000mmであるが幸い収穫期に雨量が少なく、収穫作業がスムーズに進む。
この土地ならではの恩恵を受けて
又この地区の地形は山岳地帯であり、コーヒーを始め全ての作物の植付けは霜害を避けて高地を選んで植付けられる。
南、南西側斜面の栽培は、生育が著しく遅れ病害に罹りやすいため栽培地としては不適当である。
この地形以外の場所での栽培は、日当たりが良く、風通しも良く、湿度も少なく、そのため病原菌の発生も少ないので作物の生育も良く平均した収穫が期待される。
又この地区の地形は山岳地帯であり、コーヒーを始め全ての作物の植付けは霜害を避けて高地を選んで植付けられる。
南、南西側斜面の栽培は、生育が著しく遅れ病害に罹りやすいため栽培地としては不適当である。
この地形以外の場所での栽培は、日当たりが良く、風通しも良く、湿度も少なく、そのため病原菌の発生も少ないので作物の生育も良く平均した収穫が期待される。
地形の関係上ここでは全て人力によって収穫される。
豆と土との接触を避けるために布を引き、一日に2回収穫した豆を作業場に運ぶ。
そこで水洗、脱皮、天日乾燥を行う。
その後乾燥機に移され時期をへて一時的にツーリア(貯蔵庫)に入れられて休息、その後再び乾燥機に戻り、10.5%の湿度で再びツーリアに入れられ30日間保存される。
その後精選されて組合に渡される。組合ではその製品の選別を規格に基づいて選別する。
とくに味についてはSCAAの基準に基づき選別が行われる。
セルトン農園産のコーヒーは2002年、2003年、2005年、2006年の4回コンテスト(Cup of Excellence Brasil)に入選している。
店長の感想
セルトンの特徴は「柔らかい甘味」にありフルシティーロースト(中煎り)にする事で、「ブラジルならではの甘い香りを感じる事が出来、またソフトに広がるセルトン特有の甘味」が特徴です。
ソフトな口当たりに優れた店長一押しのブラジルです。
栽培から精製における全ての工程にこだわりを持ち、
世界のロースターからも絶賛を受けている優良農園
商品番号:000001