コロンビア・ナリーニョ (深煎り) (購読者様価格)
コロンビア・ナリーニョについて
- 地域
- コロンビア 最南部ナリーニョ県
ブエサコ市 - 農園名
- La Cuevita農園
- 標高
- 2,000m
- コーヒー品種
- カツーラ種
- プロセス
- フル・ウォッシュド
- 保管方法
- 定温倉庫
- スクリーン
- 16アップ
- 焙煎度合い
- フレンチロースト(深煎り)
- 入荷時期
- 2023年12月
ナリーニョのこだわり
ナリーニョ県はコロンビア南西部、コロンビアコーヒーの生産地域としては、最南端に位置しています。
赤道に近く、また独特の気象要因により長い日照時間がありながら比較的低温であり、
驚くべき高地栽培が可能で、また肥沃な土壌が特徴です。
家族経営の小農家がコーヒー生産を支えており、
各工程での丁寧な作業が行われております。
ナリーニョ・コーヒーは、地理的要因と小農家のコーヒー生産の知識と技術、丁寧な作業に支えられ他の地区とは違ったカップ特性があり、
世界的に高く評価されているコーヒーです。
柔らかで繊細な味わいが世界的に賞賛されるナリーニョのコーヒー。
このユニークなコーヒーが植えられた山々の急斜面では、世界にも類を見ない特別なことが起きています。
ナリーニョの首都であるパストから北へ約80kmの位置にアポンテという町があります。
アポンテの標高2000mにあるLa Cuevita農園で約40農家から集荷されたチェリーを原料としてロットが生産されています。
1ha以下の零細農家が占める割合の多いナリーニョ県では、安定したロットを供給することが難しい産地であるのに加え、
長らく内戦状態が続いていたため、外部からのサポートが困難な状態にありました。
2014年にようやく状況が改善され、2016年には、コロンビア国内で政府とゲリラが和解したことで終戦を迎え、小規模生産者への積極的なサポートが可能になりました。
もともとコーヒーのポテンシャルも高いこともあり、品質を細かくチェックし仕分けすることで、年々品質が向上している産地のひとつです。
これまでパーチメントの品質管理を行いロットの選定をしていましたが、2019年からは、現地サプライヤーのColors of Nature社がLa Cuevita農園のオーナーLivardo Martinez氏と共同で精製所を作ったことで、周辺農家からチェリーの状態での買付が可能となり、自社で精製処理をスタートさせました。
これにより、良質な原料を選ぶのではなく、作ることができ、今後さらに品質の向上と安定供給が期待でき、私たちのフィードバックを直接届けることができます。
店長の感想
ナリーニョ県産だから深煎りの焙煎にも対応が出来 る店長一押しの深煎り。
深煎り時での【濃厚で力強い香りと、口の中に広がる深みのある苦味と甘味】。コロンビアの中での他州では表現出来ない、またこのナリーニョだからこそ表現出来る味わいだと感じております。
力強い香りと、コロンビアならではのしっかりとした味わいを、お楽しみ下さい。
酸、ボディー、甘みの個性が非常に強くナリーニョならではの質感が素晴らしいです。
コロンビアの中でも他州には無いナリーニョならではの味わいです
商品番号:15-121